現役薬剤師が贈る失敗しない転職の10のプロセス;1か月以内でも転職を成功させたい方に

現役薬剤師が紆余曲折を経て数度転職した結果、転職に不安を抱える薬剤師さんに転職する場合に必要なあれやこれやを綴っていくブログです

薬剤師転職サイトを利用したにも関わらず「お断り」するということ・・・断り方の基本

このブログを始めからお読みくださっている方は、もう既にお気づきでしょうが、せっかく転職サイトを利用したにも関わらず、どうしても希望の条件に合わない、または複数の転職サイトを利用したため、ひとつに絞らなければならず、その他をお断りするといった状況は必ず出てきます。

 

「転職サイトを利用していながら、断るのは気がひける・・・」そう思われる方々も多いかと思います。

 

ですが、当初から複数のサイトを利用して転職を進めることに賛成している私は、転職サイトを利用していながら「お断りする」ことは、必要なことだと思っています。

 

「これだ!」といった案件が即座に見つかれば複数の転職サイトを利用する必要はありませんが、年収や通勤時間やいろいろな条件で悩む場合は、どうしても複数の転職サイトを利用せざるを得ません。

 

複数の転職サイトを利用するからには、それを天秤にかけてはかるのは当然です。

 

もちろんそれに伴って、「お断り」するシーンも必ずでてくるわけです。

 

ですが、その際に最も大事なことは「常に前のめり」「敬意を払う」ことが大切だと思うのです。

 

いろんな案件を紹介されても、それぞれの案件の良さを見つけて前向きに検討をすること、また詳細が分からなくてその良さがわからなければ、どんどんコンサルタントに質問をして納得いくまでその案件について確認をしておくこと、そのような姿勢が転職を成功させるには必須です。

 

そうしていくうちに、そのコンサルタントの転職に対する姿勢なども見えてきますし、本当に受けたい案件かどうかの判断にもつながります。

 

また、そのような経緯を経てお断りをするとなった場合には、そのコンサルタントに「敬意を払い」お断りするに至った詳細についてきちんと述べたうえで、きっぱりお断りしましょう。

 

そのコンサルタントの方は、ネット上で登録を受け付けたその日から、パソコンに向かい、自分に当てはまるであろういくつもの案件の中から、選択肢に入ってこれそうな案件をピックアップし、また場合によっては転職先に電話連絡を入れるなど、自分のために働いてくださった方です。

 

それでも身はひとつしかありませんので、お断りするのは仕方ないことなので、敬意をもった態度でお断りをしましょう。

 

長い薬剤師人生ですので、またその会社、もしくはそのコンサルタントの方にお世話になることもあるかもしれません。

 

たとえお断りするとしても、良い関係を築いておくことが重要だと思います。